ご 挨 拶

                                                   

                                                   東京都中学校体育連盟

                                                   会   長    金 子 哲 朗

 

 今年度も引き続き東京都中学校体育連盟会長を務めさせていただきます、金子哲朗です。これまでの役員の皆様方のご功績を汚さぬよう、微力ながら本連盟の発展、充実に努めてまいりたいと存じます。多くの皆様のご支援、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、昨年度は世界中で猛威を振るっていた「新型コロナウイルス感染症」が「5類感染症」となり、通常の大会運営が実施できるようになりました。各競技会場では、生徒や保護者の熱い応援や声援が戻ってきて、会場中が一体となった熱戦が繰り広げられていました。ここ数年間は、観戦・応援の制限や大会規模の縮小、全面中止などの辛い時期も長くありました。しかし、そのような状況の中でも各学校、各支部、また、各競技専門部の工夫や努力により、状況に見合った形式での大会開催を実施してきました。苦しい状況が続きましたが、得られた成果も数々ありました。今後は、これらの成果を活かしつつさらなる工夫をしながら、生徒たちの夢の実現のために、記憶に残る大会開催を目指していきます。

 さらに本連盟は、東京都教育委員会研究推進団体として、保健体育授業の指導方法についての研究と実践をさらに深めていくことが重要であり、スポーツ・体育に関する様々な答申等、研究と理解を深めるとともに、今まで以上に東京都教育委員会、各区市町村教育委員会、(公財)日本中学校体育連盟、関東中学校体育連盟、東京都公立中学校保健体育科研究会との連携を図り、皆様方の協力を仰ぎながら、研究推進にも取り組んでまいります。

 また、地域クラブ活動に所属する中学生の大会参加については、昨年度より大会参加が可能となりました。さらに、学校部活動の地域連携・地域移行における行政主導地域クラブ活動の大会参加についても、参加が可能となるように今年度の大会要項を改訂してまいりました。今後の大会を経て、課題も見えてくるかと思われますので、引き続き検討を重ねてまいります。

 本年度もご理解とご支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げ、挨拶といたします。